太宰府デイサービス 竣工
太宰府にて約500㎡もの大規模なデイサービスの設計でした。
訪問看護ステーションも併設され地域の高齢者のリハビリや日常生活支援の拠点となる施設です。
「筋肉老人」という目標のもと
日常生活動作ができるようになるというレベルから体を鍛えてさらに元気になっていきましょうと室内空間になっています。
日常動作の訓練のために、
「ベッドから起き上がる」「トイレに自分で座れる」「お風呂に入れる」など模擬家屋空間と
肉体改造のための
ジムさながらのマシンスペースから大きく構成されています。
その訓練スペースをだだっ広くとってしまうと、異なる要素の空間が混じり合ってしまう上に
中央部はどうしても暗くなってしまいます。
そのため中央部に憩いの場となるような「光庭」を設けることで
緩やかに空間を分割し、採光、通風をとる構成を考えました。
また北側には天井高が低くても問題のない事務室、調理場、浴場等の施設をまとめて計画することで
その上部よりハイサイドライトを設けることで排煙計画も行いながら自然採光を取り入れ柔らかな光に包まれる空間としています。
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